shepherd

すずめの戸締まりのshepherdのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館と地上波で2回目視聴
やっぱり泣ける
テレビで見て感じたのは泣ける理由は、すずめが羨ましいからっていうのが大きい
あの人間関係の温かさ、自分もそれなりにいい環境にいさせてもらっているけどああいう成り行きの一人旅で誰かが手を差し伸べてくれるのっていいよね
そうい人の温かさっていいよね
最初に出会った高校生と夜ご飯食べてるシーンで泣いちゃったよ
なんか修学旅行みたいでいいなって
死ぬのは運命としか思ってない、ってのはまあ同じ考え方だな
草太さんがいないほうが怖いって言うシーングッとくる

あと、この災いとか神様とかを別のものに変換してこういう理由でこうなる、みたいなの他の作品にもあるよね
〇ラガミとか、鬼〇の冷徹とか
なんかそういのいいよね
科学では証明できないものをこうだからこうなんだ、ってそれが事実というわけではないけどこうだったらロマン感じるよね、みたいな
〇ラガミだと、いくら以上賽銭したら神様が願いを叶えてくれる、だからそう簡単には願いは叶わない
鬼〇の冷徹だと、その土地の神様が怒るから富士山が噴火する
そういう喩え話好きだな

後ろ戸がある場所ってどこもかつては賑わっていた場所、っていうのが色々と考えさせられる
最後になんで廃墟の後ろ戸が開くのか言ってたな

草太が双子と遊んでいるシーンで思ったけど教師ってのは小学校の、なのかな

2回目見てもやっぱり疑問が残るのは、要石は元々東京と宮崎にあったけど、クライマックスでは宮城にダイジンとサダイジンを刺したよね
別の2箇所に刺さなければいけないってわけではなかったのか??

音響に関して
やっぱり映画館の方がミミズの恐ろしさは肌で感じるのと没入感が凄かったんだなと改めて思った

自分用メモ
色々な意見はあるけど個人的には面白かった
音の迫力、映像の迫力
声優も(言い方悪いけど)そこらのアイドルから持ってきたみたいなのではなく、アイドルだけどしっかり声優も務まる人って感じで安心した
リアルの出来事とリンクさせて物語を作っているからフィクションの中のノンフィクション、嘘の中に本当を混ぜて話すと真実味が増すみたいな感じで好き
ただわからないところはちらほらある
急に出てきた黒い猫をサダイジンってなんですぐに呼べたのか(名前がわかったのか) 要石のこととかもう一度見ないとわからないところはありつつも面白かった

朋也のオープンカーの屋根が閉まらなかったり結局廃車行きになったりあの下りは面白かったな
若いのに懐メロばっか聴いてたり
チャラいからって理由でモテなくてもでも実は良い奴だったっていうキャラだといいなって言う妄想

トゥルーエンドとして草太死ぬのかと思って泣くところだった
ハッピーエンドでよかった
shepherd

shepherd