ゴシちゃん

すずめの戸締まりのゴシちゃんのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.2
賛否渦巻くレビューに少し心配でしたが、素直に感動しました。

「ほしのこえ」「言の葉の庭」「君の名は」の3本しか新海誠監督作品は観ていないのですが、その中で1番良かった。

確かに子供が劇場で観るには、これは怖いだろう😱と思うシーンも多く、小さな子供と観るにはふさわしくはないかなとも感じましたが、そんな子供達や傷ついて希望を無くした大人たちへの新海監督のメッセージは胸に熱く響きました。

「行って来ます!」
「行ってらっしゃい!」
「ただいま!」
「おかえり」

そんな普通と思える毎日が、実はとてもかけがえのない大切な幸せであるという事
それは災害でも事故でも事件でも、また病気でもあるかもしれませんが、不幸にしてそんな幸せな毎日が突然途切れてしまった時に、人ははじめてその大切さに気づくもの。

そんな不幸に今は何も見えなく出来なくなってしまっていても、自分を信じて、あしたを信じて生きていく事
あした、そして未来に今よりもっと成長したあなたが、あなた自身をきっと救ってくれる。

あなたを救うのはあなた自身なんだよ
すずめ、ヒーローはあなたの中にいる

最後はマライアキャリーの「ヒーロー」の歌詞そのものですね(笑)

新海監督この曲好きなんでしょうか?

私はこの曲好きです。
そしてこの映画も好きです。
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