ブルーノ

すずめの戸締まりのブルーノのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
2.5
 宮崎駿に心酔してしまっている私は、この映画の観客ではなかった。キャラクターの誰にも愛着が持てなかったし、地震が止められるものとして描かれていることにも違和感を覚えた。過去の大震災の背後にも、草太のようにしくじった閉じ師たちがいたのだろうか。人間が背負うには重すぎる。
 ただ、被災して母親を失い「生きるか死ぬかはただの運。死ぬのは怖くない。」というマインドのすずめが、生きたいと前向きに思うというストーリーはすごくいいと思った。愛する人を見つけましょう。
ブルーノ

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