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すずめの戸締まりの404のネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

金ローで視聴「おかえしします!!🗝️」

当時関東に住んでいた+幼かったので東日本大地震の記憶があまりない人間なので描写で直接なにかフラッシュバックすることはなかったです。ただ、黒く塗りつぶされた日記を見て心の面できゅっとなりました

「生きるか死ぬかなんてただの運」って、生死を彷徨う経験をしてないと出てこない、質量のあることばだ

喧嘩したときのどうしたって気遣うし子連れなんて婚活不利だしとかも本音だけど、そのあとの「それだけやないとよ」が愛だ〜〜っておもいました

「すきなひとのところ!」ってきらきら笑顔すぎる、ドキってしました

「いってきます」「いってらっしゃい」ありふれた日常だったはずなのに、これだけの数の「おかえりなさい」「ただいま」を聞くことができなかったのかもとおもうとしんどくなった、作品の中ですらそうなのに、現実はもっとたくさんの場所でたくさんの人が大切な人と言葉を交わすことができなくなったのだと思うと苦しい

むかし常世で見た女性は今のすずめで、こうして救われて助けて救われてぐるっと循環していくんだね、当時のすずめに向けた「あなたは光の中で大人になってゆく」励ましがきっと支えになっていく、常世の扉閉めたあとも「いってきます」なのがいい

それはそうと、ダイジンめっちゃラスボスだとおもって観てたらすごい味方で???になりました、なんでだ???

前半おもしろくないな〜〜とおもってたんですが、後半の急展開は結構好きです
感動させにきてんな〜〜って思いつつ若干泣きました、おもうつぼでくやしい
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