はだ

すずめの戸締まりのはだのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.0
ほぼ椅子やった草太(笑)

光の差し込み方が
どのシーンでも効果的で美しい。
雨粒が虹のように反射して綺麗。
人物の動き、カット割りのテンポも
1秒1秒こだわり抜かれていて魅入る。

震災というナイーブな題材を扱うので、
いろいろ言われるだろうなとは思うけど、
直接的に人が亡くなる描写や
悲惨な光景がそのまま描かれているのではなく、
(ファンタジーに寄せた緊迫シーンはある)
当たり前だった日常の尊さを思い返させたり
人との繋がりに焦点を当てているので、
ほんのり切なさもあり、
今を守りたいという気持ちになれる。

自然災害✖️神道ベースの不思議な世界観は
君の名は。から統一されているなぁ。

ほしのこえくらい宇宙行って、
SFに吹っ切ったものか、
海や森をテーマにした長編
なんかも超美麗映像で観てみたい。
はだ

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