このレビューはネタバレを含みます
あなたとみる絶望は
あなたなしの希望など霞むほど輝くから
エンディングの歌詞、心に響きました。
※以下不快になる方がいらしたらすいません。あくまでも自分の感想です。
なんか椅子になっちゃった人に代わってあちこちで扉を閉める話、としか内容を知らなかったんですけど、深海監督の映画だったんでちょっとだけ用心しながら観ました。
いい作品かどうかではなく、心の中を掻き回すような作品でした。かさぶたがはがれて、また血が出てしまった人はいなかったでしょうか？映画人はそういうことにいちいち躊躇して作品を作るべきではないのかもしれないですが。
最後の幼い鈴芽へのメッセージは、今の彼女にできる精一杯の言葉だったのでしょうが、その時の幼い彼女にとっては何を言ってるのこのおねえさんは…？でしたよねきっと。
大切な人を亡くして世界がひっくり返った人にそれでもあなたの未来はきっと輝くって言って、響いたとは思えません。力づけたかったことは理解できましたけど。
幼い子供にかけた言葉にして、もしかして世界にメッセージを発信したんでしょうか？
感じ方は人それぞれではあると思います。
ほんとに、こんな風に扉を閉じて地震を止めることができたらいい。
深海監督の描く人々の日常の様子はリアルな感じがして好きです。でもこの映画はもう観ないです。
