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すずめの戸締まりのisonoのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

個人的にあんまり、、

「君の名は。」「天気の子」「秒速5センチメートル」はわりと好きな作品。
たぶん、音楽の印象があまりなかったからか?盛り上りが期待値を越えなかった。

キャラクター全員物わかりがよすぎないか?

すずめの行動力がありすぎて、子供の頃からのギャップ?が凄い。
記憶を無くした?閉じ込めた?からか、最後の言葉によるものか、おばさんの教育がよかったのか、12年の月日のものなのか。

常世に入った後の廃墟感は胸を締め付けられた。
ただパニックモンスター映画になってるのが違和感。そこも過去作と違うところか。
震災は理不尽な脅威が人々を苦しめるが、これだと人間がなんとか制御できるものになってしまい、怒りや悲しみの方向性が見失ってしまう気がする。

ソウタがほぼ椅子なのも感情移入が難しいところ。もう二度と会えない感も薄いし、助ける時の思い出もほぼ椅子。
補完的に椅子に対する母との思い出を描いてはいるけど、すずめならではの思い出で、こちらの思い出にはなりづらい。
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