kazya1129

すずめの戸締まりのkazya1129のレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.4
20240413鑑賞。
新海誠最新作。とはいえもう2年も前になるのか。
災害(地震)の元となるミミズが出てくる後戸を閉じるために日本中を回る閉じ師を用いて東日本大震災を真正面から描いている。その点だけでも尊いと思う。浅田家!もそうだが描くことで伝えていけるものもあると思う。
すずめを主役としたロードムービー、成長物語としても観ることができ、時間をかけて一人をゆっくり描くので感情移入ができる。
母を探し続けるすずめのシーンは辛いな。タマキと互いに拒絶し合うシーンも辛い。
映像は相変わらずきれいで水、雨の表現なんか素晴らしい。
要石やダイジンまわりが少し消化不良かなぁという印象。そして結局ダイジン、サダイジンを要石とすることで意思あるものを数十年寒く暗いところに閉じ込めることには変わりないからそこはモヤッとするなぁ。
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