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復讐の二連銃のENDOのレビュー・感想・評価

復讐の二連銃(1947年製作の映画)
3.8
灰色の領域。町を牛耳る男アイビーとの結婚に耐えられず何とか自立を獲得したい。誘惑した男に画策させるもより悪い方向に転んでいく。ヴェロニカ・レイクは自立したいが色目を使う以外につまり男に頼る以外に方法が無いため利用できそうな連中を命さえも使い捨てる。主人公の相棒ビルが敵対する牧童頭を手の塞った状態であまつさえ煙草で焼を入れて怯んだ直後に射殺し自ら起こしたスタンピードの罪をアイビーになすり付ける時点で同情の余地なし。ビルは背後から撃たれる(演出が下手で位置関係が曖昧)放火によって争いの口火が切られるとしてもジョエル・マクリーの頼りなさは何なのだ?レイクの自立は応援したいが如何せんやり方が独りよがり過ぎました。
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