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夏へのトンネル、さよならの出口のaaのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

とある田舎町。カオルは欲しいものがなんでも手に入るというウラシマトンネルを偶然見つける。彼は事故で妹を亡くしており、自分のせいだと悔いており、このトンネルで妹を取り戻そうとする。カオルの学校に転校してきたあんずは、祖父が売れない漫画家であった過去を持ち、自分の才能のなさに納得出来ていない。それぞれ欲しいものがあるということで、二人は協力してトンネルのことを調査し、欲しいものを手に入れようとする。その過程であんずはカオルに背中を押され出版社に漫画を出すと、連絡が来る。トンネルに入ると外の世界の何倍ものスピードで時間が進むことがわかっていたので、カオルはあんずは今のままで十分才能があるから入らなくて良いと判断し、約束を破り一人でトンネルに入ってしまう。中で妹に会うことは出来たが外に連れ出すことは出来ず、あんずのことが大切だと気付いた彼は外の世界に戻る。外では13年の時間が経っていたが、二人は再開し、共に生きていく。トンネルで手に入るのは欲しいものではなくなくしたもの。妹のことを取り戻そうと思えば出来たのかどうかはわからないが、そうしない方が良いこと。過去にケジメを付けるという覚悟を手に入れられたということ。もしかしたら実写だったらツッコミどころとかあったかもしれないが、アニメだしそこまで気にならず見れた。映像も綺麗、普通に良かった。
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