『生きる LIVING』(2023)
原題:Living
1953年、第2次世界大戦後のロンドン。仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。そんなある日…
1953年のロンドン。役所に勤める1人の男性は、淡々と事務処理をこなすだけの毎日に虚しさを感じ始めていた。そんなある日、不治の病で余命半年と宣告された彼は、人生の意味を問い直していく。
めちゃくち…
しっとり格調高いリメイク。黒い山高帽とスーツの没個性ルックが列車に乗り込む通勤風景、重んじられる格式や対面。情感溢れる音楽、サンディ・パウエルの衣装。エンドクレジットまでこれでもかとクラシックな英国…
>>続きを読む特に印象的だったのはマーガレットを見るウィリアムズのキラキラした、眩しいものを見るような目。
自分はどうか。そう考えずにはいられない作品だった。
ゾンビのようになっていないか(なってる)。
毎日単…
人生の岐路
余命宣告を受けたおじさんの生きる選択とは?
まさに「生きる」をテーマにしたお話。
誰もが感じたことがあるだろう、なんで自分は生きているのか?それを自分に問うた話。
今回とてもよかっ…
このレビューはネタバレを含みます
黒澤明監督の“生きる”を見てから8年ほど経つが、シンプルな設定故に心に刺さる作品としてその良さが伝承されている。
演技面では、ビル・ナイの弱々しいながらも意志の強さを感じさせる様や、エイミー・ルー…
(C)Number 9 Films Living Limited