生きがいについて
『生きる』(1952)の1953年7月イギリス版。
神谷美恵子の『生きがいについて』を読んでいるせいもあって、生きがいについて考えながら見ていた。紳士を夢見たはずがゾンビのよう…
ジェネリック黒澤明版『生きる』
『生きる LIVING』は黒澤明の名作をリメイクした作品。1953年のイギリスを舞台に公務員のウィリアムズ(ビル・ナイ)が癌の宣告を受けてから、如何にこれまでの人生…
黒澤明監督の名作をカズオ・イシグロの脚本でリメイクということで期待して観たけど、これはオリジナルを知らずに観る方が感動できるんじゃないかと思った。なまじオリジナルに忠実に作ってあるだけに、どうしても…
>>続きを読むちゃんと鑑賞日にレビュー書いてる!偉い!!!!
英国紳士が『生きる』意味を見出していく作品。
冒頭のタイトルやクレジットタイトル、ラストのThe Endの出し方等が、1960〜70年代の映画を彷…
前の晩に黒澤明のオリジナル版を観て、この主人公の不器用さはイシグロ的な主人公に通じるところがあるなと納得したが、このバージョンでは主人公と作家が出会う場所が深夜の酒場から海辺の食堂に移されており、こ…
>>続きを読む一昨年の末から仕事がめちゃ大変で辛くて「何のために生きてるんかな」「仕事辞めたいな」「もう何もしたくないな」ってずっと考えてたから、
ピーターに宛てた手紙が、
なんだか自分宛の手紙かのように、
す…
静か~な映画
余命半年…で、ものすごい沢山の事をしたわけではない…。
でも、とてつもなく大切な事をした…んだと思う。
静か過ぎて、鼻も啜れない💦
波が打ち寄せては引いていくような…🌊
静か~…
50年代の映画を彷彿させる深みのある映像から、静かだか淡々と語られる生きる意味。若いときにはあんなに躍動していた気持ちは、書類とともに埋もれてしまい、気がつけばゾンビとなっていた。人生の価値は長さで…
>>続きを読むとてもとても静かな作品でした。心に沁みました。
なぜ人は「生きる」のか。何故なら「生きる」ことは「生きる」ことの意味を見つけることだから。
そう語りかけてくれました。
ビル・ナイさんの演技がと…
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