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生きる LIVINGのSoAのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
4.0
Filmarks特別試写会に参加させていただきました。
お堅い公務員として、日々淡々と役所の事務仕事をこなしていたウィリアムズが、余命半年の癌であることを宣告され、自分自身の"人生"を見つめ直していくことで、徐々に柔らかくなっていく表情、心境が変化していく様子を見事に表現していたビル・ナイの渋さ、お芝居が素晴らしかったです。
後世に残るような偉大なことをしたいわけではなく、ただ今を"生きる"全ての人々の人生が少しでも幸せになるようなことをしたいと、最期の力を振り絞って懸命に人に向き合い寄り添うウィリアムズに、勇気がもらえる。そして、"生きる"というタイトルに込められた想い、メッセージに自分なりの人生の答えを見つけれる、心が動くとても素敵な作品でした。
オリジナルの作品も是非とも観てみたいと思いました。
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