魁人

生きる LIVINGの魁人のレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
4.6
「生きる」って題名だとついこう、大きなものを教えてやるぜ感を想像して身構えてしまうけど、押し付けがましい感じもなく、理想的すぎなくてリアルで、そのただ物語として流れてくれる感じが良かった

死んだ時は、我らの教訓、手本としようじゃないかとか、あんなにマジな語気で誓ったのにねえ~人は,人の死はそんなに大きい物じゃないしそんなに大きく誰かを変える物じゃない
その小ささが悲観的ではなくて、ポジティブに現実的で、むしろ変に過大で厳かでそれがうまくいかなかったら打ちひしがれてしまうようなものではない形で描かれていたから、受け入れやすいし受け入れたことを後悔しない

映像は、全体的にオイリーな青緑な感じがブリティッシュ感強くて好きだった
原作気になる。官僚となると日本と似たところがあるのかな。日本すぎてびっくりした
このあたりもどこまで原作と近いんだろう
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