生きる LIVINGのmitkakのネタバレレビュー・内容・結末

黒澤明の生きるはかなり前に一度観たきりだけど、この映画を観ているうちに思い出すシーンがいくつかあった。人生の楽しみかたを教えてくれる放蕩のけれど優しい若者の男、笑顔の明るい人生を謳歌する若い女性、動く拙いおもちゃとか…思いやりのある人たちに会えて本当によかった。弱ったときにこんなに人の優しさに触れることができたら、人の優しさを思い出すことができたら、それだけで救いを感じてしまう。ナナカマドの歌がとてもよかった。たまに聴くとイギリスの民謡って本当にいいなって思う。