赤の他人やそれほど親しくない部下にだったら話せること。全然特別じゃない君の、人生を楽しむ姿があまりに輝いて見えるから。「死にたくない」じゃなくて「生きることなく人生を終えたくない」なんだなー。他の誰に響かなくても、新人のウェイクリング君にだけはきっと。というのと、ウェイクリング君とパトロールの警官の会話がすごく優しくて、結構泣いた。"熱意が戻った"彼の部分は同僚の会話からしかわからないから。赤の他人の視点がもう一度効いてくる。
全然激しさがなくて、ものすごく特別なことが起こるわけじゃない起伏の少なさ、全てを抑えめにした感じが、静かで後半少し笑顔の増えるビル・ナイの演技も合わせて、しみじみと良かった。
