期待値高すぎたか。
日本版は未見なので、世界観がちょっとわかりにくかった。
日本人として、これは説明無くても、こういうことでしょって感じのことがあると思うのだが、イギリスでそれは通じるのかな?
ビル・ナイ演じるウィリアムが息子との不和を含めて、なんでそんなに煙たがられてるのかわかりにくかった。
そして息子に病を最期まで告げなかった事も日本人っぽいなと思ってしまった。
あまりよく知らない元部下のマーガレットに色々話したり頼ったりするのは、分からなくも無いけど、セクハラギリギリに見えてハラハラ。いくら身内じゃなくても、病の事を打ち明けられるマーガレットも中々キツそう。
しかし、イギリス英語は堪能出来たし、部下役のアレックス・シャープやマーガレット役のエイミー・ルー・ウッドとか嫁役のパッシー・フェランとか若手が見られたのは良かった。
そして、何も変わらないようでいて、ほんの少しだけ変わった所が見られるラストは良かった。
そもそも監督はビル・ナイが大好きなのかな。彼のPVかよ!って感じのピアノの曲がわざとらしくて苦手。
ビル・ナイは好きだけどお爺ちゃんにしか見えない。他にも良い役者さんが居そうな気がするんだけどな。