スナネコ

生きる LIVINGのスナネコのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
3.8
黒澤明監督の名作をロンドン版でリメイク。
1953年、ロンドン。
サラリーマンは電車で通勤。スーツ、コート、帽子が印象的。
真面目な市役所課長が早退し、病院行くと末期癌。
余命6ヶ月と診断されるも息子夫婦に言えず、翌日から無断欠勤。
お金を下ろし、時間潰ししようと思っても、やり方わからず、偶然出会う作家さんに色々連れ回してもらう。
会社の部下の若い女の子が辞めるという事で食事に誘い、若い力を見て自分の人生を見つめ直す。
日本版とは少し違い新入社員目線で課長はこういう感じだと淡々と綴る。
市役所の感じがほとんど一緒で、ロンドンもこんな感じなの?と思ってしまった。
ただ、息子はそんなに悪く描かれて無く、良かった。
ブランコで歌うシーンはやはり良かったけど、歌を知らない分、日本版のが感情移入できた。
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