紳士たる所以
紳士の行き着く場所
幼き頃から大人を眺め
憧れる未来の自分
その過程を刻一刻と自覚して
記録する様に生きていける人が
どのくらいいるのだろうか
それほど生きる上で必死であれば
あるほどに景色がぼやけて
自らの立ち姿すら忘れてしまう
時代が変わろうと
国が変わろうと
死が直面した時
鏡に写る自分に何を感じるのだろう
何を求め 何を得て どこへ辿り着く
姿無き自分を迎える時自分はいない
生きる自分に与え 去る世に残す自分
深く考える機会になりうる作品
黒澤明監督作品と違った
英国の古典的情景で
また違う味わいです。