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生きる LIVINGのsanyaaanのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
4.5
【死を直前に控えて初めて思う...「生きる」...という事】699

《感想》
「生きる」事を学ぶ映画。

誰にも訪れる「死」。
「死」までのカウントダウンを知らされたら?
そこで初めて思う...「生きる」とは何だろう。

時間に流され、
仕事に流され、
人間関係に流され、
ただ..ただ平々凡々に時が流れ作業の様に過ぎていく。
「生きている」と思える人生だったのか?
「生きている」とは何なのか?

それを教えてくれる、大切にしたい映画です。

★ことわざ
「虎は死して皮に留め、人は死して名を残す」
私の座右の銘でもありますが
そんな事を思い出せる素敵な一本。

★一歩立ち止まってみては?
今のまま、生活をしていて良いのか?
誰かの役に立てたのか?
普段からお仕事で忙しい方は
人生の最後をどう生きるか...。一歩立ち止まって考えてみてはいかが?
大きな事は出来なくていい。。
先づは隣にいる人だけでも幸せに出来たら、
そんな素晴らしい人生はないと思います。

★こんな時に見返したい
・仕事に追われて疲れた時
・人生の方向に迷った時
・やりたい事が見つからない時
     ....等々

地味ですが素敵な映画です。

《物語》
黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。

1953年、第2次世界大戦後のロンドン。仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。そんなある日、彼はガンに冒されていることがわかり、医師から余命半年と宣告される。手遅れになる前に充実した人生を手に入れたいと考えたウィリアムズは、仕事を放棄し、海辺のリゾート地で酒を飲んで馬鹿騒ぎするも満たされない。ロンドンへ戻った彼はかつての部下マーガレットと再会し、バイタリティに溢れる彼女と過ごす中で、自分も新しい一歩を踏み出すことを決意する。

「ラブ・アクチュアリー」などの名優ビル・ナイが主演を務め、ドラマ「セックス・エデュケーション」のエイミー・ルー・ウッドがマーガレットを演じる。
(以上「映画.com」より)

監督
オリバー・ハーマナス
出演
ビル・ナイ(ウィリアムズ)
エイミー・ルー・ウッド(マーガレット)
アレックス・シャープ(ピーター)
トム・バーク(サザーランド)

《こんな話》
・余命宣告
・残りの人生

《関連する映画》
・生きる(日本原作)
・おみおくりの作法(死と向き合い生きる)
・七人の侍(黒澤明)
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