susumutakeda

生きる LIVINGのsusumutakedaのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
3.8
ほぼほぼオリジナル(黒沢明監督)に忠実というか同じ構成でできているが、
オリジナルよりテンポが速いので102分で観やすい長さに収まった。
何が悪いわけでもなく、もちろんビル・ナイが悪いわけでもないが、
少し足りないとすれば市民課長の鬼気迫る表情が出ておらず、物足りないというか狂気さが出ていたのが個人的ちょっとという感じ。
まぁこれは趣味の範囲です。今の時代に黒沢明の感じで興行したら人は入らないかも。
脚本は色あせないし、時代や国・人種も関係ないテーマを扱って、とても奥深い良い映画です。
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