Rucola

生きる LIVINGのRucolaのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
4.0
黒澤明監督のオリジナルは未鑑賞だけど、イギリス英語が聴ける&ビル・ナイ主演ということでいきなりリメイクから。

ビル・ナイ演じるウィリアムズは公務員で、淡々と仕事をこなす毎日。市民が相談に来ても、それに熱心に対応する様子はない。
ある日、医者から余命わずかと告げられて、彼は人生を変えようと行動を起こし始める。

…とこんなストーリーなんだけど、とにかくビル・ナイの演技が深くてそれにかなり惹き込まれてしまった。
なんてことない仕草とか、話し方とか含めてどれも良い。歌声まで披露してるので、それも必見。

オリジナル観てないから良いリメイクなのかどうか何とも言えないし、これはもうオリジナル観てみるしかないかなと。
でもひとつ言えるのは、これ単体としても映画としてかなり良かったということ。でもそれは、オリジナルあってのことなのか判断つかず。

生きるっていろんな意味があると思うけど、自分にとっての「生きる」とは何かも考えさせられる映画だった。
私も一生懸命今まで生きてこれたかな。これからの人生どう生きようかな。
Rucola

Rucola