ChimChimCheree

生きる LIVINGのChimChimChereeのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
4.2
独特の静かさと50年代の雰囲気で淡々と進んでいくのが好き。

最後、新人くんは、以前までのように案件をたらい回しにする現職場を目の当たりにして、課長に言われたように遊び場を思い出す。その先、新人がどういう行動をとったかは描写されてないけど、課長の意思を受け継いで部署を突き動かす行動をとってくれてたら嬉しいな。

就活生で、しかも営業職志望の自分にはタイムリーに刺さる部分が多かった。(そういう趣旨の映画ではないんだけど。)顧客に寄り添う姿勢、いい意味での巻き込み力、担当案件の成果が目に見える喜びなど。ウィリアムズが新人に宛てた手紙のように、今後仕事で行き詰まった時はまたこの映画に戻ってきて、「遊び場」を思い出すようにしたい。
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