自分の寿命を知った時に家族との時間を優先させるのではなく良い仕事をすることに努める、というのが日本的だなと感じた。
作中で言われていた通り、ウィリアムズの成した仕事は偉業とは言えないけれど確かに…
黒澤明の方は学生の頃に見て以来。記憶も朧げだけどかなり虚無感とやるせなさを感じたのを覚えていたので、ケンローチ映画を見る時が如く覚悟を決めていたけども比較的かなり優しめ。
序盤から中盤にかけては原作…
情報量が多い。なんてことない風景にもいろいろ想像する余地がある。あの小さな成果も忘れられたり壊れてしまったりすることもあるだろうなと思っていたらちゃんと自分で同じ事を分っていると言ってくれるあたり、…
>>続きを読む面白かった。黒澤明監督の作品を観るのは初めて。
あらすじを見た時、余命宣告した人が最後を自分らしく生きるというだけのテーマかと思ったんだけど、実際に見終わって、まさにタイトルだなと感じた。
だから…
このレビューはネタバレを含みます
この映画をその原作としている黒澤明の「生きる」と比較せずに観ることは難しいので、その比較を行う。
黒澤は死期を知った主人公のうろたえ様をおかしみを添えて描いたが、この映画はあくまでシリアスだ。黒澤は…
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