このレビューはネタバレを含みます
本作でも引用されているが、1964年の東京オリンピックには市川崑監督の記録映画が存在する。その作品は、「オリンピックは人類の持っている夢のあらわれである」というフレーズから始まる。このフレーズが成…
>>続きを読む商業化したオリンピックに対する嫌悪感と
この国のオリンピック招致に関する不信感がそもそも強くあり、
コロナ以前から一貫して東京オリンピックに反対していました。
オリンピック期間中は国外に行くことすら…
すっかり忘れてた本作品。
河瀬直美監督好きとしてはオリンピック映画を撮ると聞いた時にがっかりした側です。
そして後にTwitterで河瀬直美節炸裂だと聞いてこれは観ねばと思ってそのままだった。
結…
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あーおもろ。
河瀬直美ってオリンピックに全然興味ないんちゃうの。そういう一貫して乾いた目線が、半ばホラーのようにこの映画を形作っている。
バストアップ、顔顔顔の連続で、アスリートたちが周囲からどの…
河瀬直美監督の「朝が来る」舞台挨拶の時にオリンピックの映画を撮ります!とおっしゃっててそれがこの映画なんだと。あれからコロナ禍がありオリンピックが流れ、当初予定していた映画とは全然変わってしまった上…
>>続きを読む映画冒頭のゾクゾク感。
こっちがホンマの今年1本目。
森喜朗の到着からコロナ・デモまでの度肝をぬくツナギ。次第に直接的な批判性は鳴りを顰め、さまざまな競技のさまざまな選手を取り上げつつ、柔道とバス…
このレビューはネタバレを含みます
いまだからこそ落ち着いて観たい作品。この作品で、東日本大震災復興の象徴としての五輪だった事を思い出した。
コロナ禍での開催と国内の議論を二分したこの東京五輪は「望まれない面」もあった大変な大会だっ…
決して夢中になれる内容ではないし、映画館でなければ途中で観るのをやめた可能性もあるが、観てよかったと思える作品。
ドキュメンタリーとして淡々と進んでいくので、装飾のないリアルさがあり、こういう映画…
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