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東京2020オリンピック SIDE:Aのcarcのレビュー・感想・評価

東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)
4.1
東京2020オリンピックの公式記録映画。演出や監督の力で何かというよりは、圧倒的な素材の力をシンプルにまとめた印象。
製作を褒めるべき点を1つ上げるなら、組織委のゴタゴタや開会式の演出問題といった「しょうもない」話を(ボランティアや医療従事者の尽力と合わせて)SIDE:Bに移したことで、SIDE:Aに関しては「五輪公式記録映画」としての品格を保てているように感じました。
ソフトボール、女子バスケットボール、スケートボードなどを始め、それぞれのアスリートやそれを支える家族、コーチ、地元の人などの持つドラマ性はさすがに胸を打つものがありました。
素材がいい"だけ"だからといって映画として評価できないわけではない、ということでこの点数です。
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