よーだ育休中

ザ・ロストシティのよーだ育休中のレビュー・感想・評価

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)
3.5
人気恋愛小説家のLoretta(Sandra Bullock)が、新作発表会見の帰りに誘拐される。小説の表紙を飾ってきたモデルのAlan(Channing Tatum)は、彼女を助けるために火山島へと乗り込む。


ちゅ♡みよ‪ꔛ‬‪きぃ
みるきぃ feat.よーだ

━━━•┈┈┈┈┈┈┈┈
◁◁ ‖ ▷▷

ー Get on chu ! Bet on chu !


◆ ロマンシング・ストーンの続編…?

夫を亡くして意気消沈しているロマンス小説家には考古学の知識があった。小説のネタとして使用した「古の言葉の解読」に目をつけた胡散臭い資産家Abigail(Daniel Radcliffe)によって、彼女は新作発表会見の帰り道に拉致されてしまう。

火山活動が活発化した島の遺跡で、秘宝《炎の冠》を探す手伝いをさせられる彼女を助けるべく奮闘するヒーロー。彼女は自身が執筆した小説の主人公と同じような「秘宝探しの冒険」を経て、次第に未来へと目を向ける事が出来るようになる。

「王道の冒険活劇×囚われのお姫様を助ける騎士道物語」の要素が組み合わさっていて、『ロマンシングストーン』の様な往年の冒険活劇を彷彿とさせるロマンス・アドベンチャー作品に仕上がっていました。ベッタベタの王道ですが、全然悪くないです。「ようやくジャングルを抜けてたどり着いた集落。一息ついて良いムードになった所に敵さんたちがお出ましー。」という展開はまさに『ロマンシングストーン』。既視感バリバリで笑ってしまいました。


◆ 遊び心満載のカメオ合戦

ド直球の王道なストーリーに刺激を加えるのが、微過激なブラックコメディ。スリザリンに組み分けられたイフの闇堕ちポッターは完全に出オチですが、これもまたをかし。

同時期に公開されたバイオレンス・コメディ作品『ブレット・トレイン』では《ゲイ風の乗客役》としてノンクレジットで出演していたC.Tatum。今作では顔と調子が良くて少しヘタレなヒーローを好演していました。ジャングルを冒険するアドベンチャー作品においては最早お決まりの《ヒル》をキックにした脱ぎっぷりもお見事。

C.TatumだけでなくS.Bullockもカメオ出演した『ブレット・トレイン』から、同作で主演を務めたBrad Pittが今作にカメオ出演。風変わりで胡散臭い元NAVY SEALDsのトレーナー役で、アクションを披露しながらコミカルな要素もプラスしてくれていました。

この点について「B.Pittの無駄遣い」という声も上がっている様ですが、友情出演でここまでしてくれるのはむしろ贅沢。ハリウッドスターの遊び心が作品を格上げしているように感じます。

今作だけを観ても面白かったですが、『ブレット・トレイン』と合わせて観ることで更に楽しめました。


𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 𓈄

Dear. みるきぃちゃん

『ブレット・トレイン』に引き続き「劇場鑑賞を逃しちゃった案件」を無事に回収することができて良かった!
作品間でのカメオ合戦が素晴らしくて、合わせてみた方が絶対楽しい!むしろ見逃してて良かった説ある!(暴言)

みるきぃちゃんのレビューも楽しみにしてるね!