だーすけ

ザ・ロストシティのだーすけのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

この世には二通りの「くだらない映画」があるとしましょう。
前者は、そのくだらなさが目的であり、かつくだらなさの追求に真剣かつそれを楽しんでおり、そういったジャンルを愛した者が作り、結果的に一部の人々から熱狂的に愛される映画。
一方で後者は、ただただ本当に頭の足りない奴がなんの考察も思慮も愛もなく、「こうすればおもしろいっしょー!?」って作ってドン滑りしてる映画。

まあ他にも何パターンかあるけども、とにかくこれは後者よ。

ほんとマジでしょーもない(褒めない意味で)し、全然笑えない。
ただただ何を言ってるのかわからない。しかもそれがギャグなのかどうかすらわからない(多分ギャグではない)ので余計に戸惑う。
ギャグが成立するには、そのベースとなる設定や世界観をキチンとすることが必要なのでは??
それが全然ないから現代のリアル社会がベースなのか、ファンタジーよりの世界観なのかもよくわからないので、結果的にギャグっぽいシーンも笑っていいんだかどうかわからない。
つまり、面白く裏切られるための前提が欠けてるのよ。

なんだこれ?

サンドラ・ブロックはすごい女優で超シリアス演技からコメディエンヌまでできるし、恐らく撮影時には55〜56才とかだと思うけど、そうとは思えない美貌と若々しさだけども、、、
それだけの映画。

ってか、ラストシーンでチャニング・テイタムが突然坊主になってる理由、なんの伏線も説明もない!
しかもその後のエンドロールでは元に戻ってるし。
これもまさか、ギャグ???

あと最後に、これは映画そのものの評価とら別なんだけど、アマプラの日本語字幕がほんとーに酷い。
マジでこんな酷い字幕は初めて観た。
これまで字幕作品を観たことないか、もしくは非常に日本語が不自由な奴が書いて、承認した奴も同じくクソバカ。

マジでつまんない