生まれた時に自分が死ぬ日を知っていて、
それがどの年に起こるかわからない世界線に生きる話
生きることは美しい。不味いものを食べて不味っていう描写とか、友達とできもしないバンド名考えたりとか、普遍的なシーンがめちゃ愛おしい。
死ぬ ことを強く意識することで 生きることがすごく強調されてる
最近長久さんのインタビューとか、作品ぶっ続けで見てるからこの監督の作品通しての一貫性にバチバチくる
こんなにも強く一貫性持った監督あんまいないぞ??ってくらい作品ごとの共通項が多い
見せ方と中身どちらもすげぇ一貫してる
生きてても意味ないから
生きてても辛いから 死のうってセリフの後に
生きてることに意味なんてない。だからただ生きろ。子供の時はただ生きてたじゃん?
みたいなセリフがあって真理ダァってなってグググって思った。
長久さんって身近でいきなり亡くなった方いるのかな??ってくらい、人が死ぬことの唐突さとかリアルさがすごく毎回響く。
人は簡単に死ぬ。し、その可能性を誰しもが内包してることをわからせてくれる。
死ぬ時は死ぬし、死なない時は死なない。
誰かが亡くなることに意味なんてない。
ただ、ただ生き続ればいいんだ。
あと長久監督ってただただセンスで感覚的に撮ってる監督ではない気がする
どちらかと言うと、全ての音・構図・セリフ、意識的にバチバチに固めまくるタイプのような気がした。
毎度毎度の世界観を構築する美術と、真ん中繰り抜き章立て、そして色彩とセリフ。何から何までバチバチに決め込まれてて美しい。
さすが広告のクリエイティブ出身なだけある。