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ロイヤル・トリートメントのdalichokoのネタバレレビュー・内容・結末

ロイヤル・トリートメント(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ベタなドラマではあるが、格差やジェンダーや『イン・ザ・ハイツ』などのテーマも重なる。国家のトップが盲目のように現実を直視しない、という現実も示していてテーマは深い。
注目したのは執事のウォルターだ。演じるのはニュージーランド人のキャメロン・ローディス。『ダウントン・アビー』のチャーリー・カーソンを連想させるが、中身はまるで違う。別の意味で悩みを抱えた老執事を見事に演じている。そして彼の祖国ニュージーランドが撮影場所として選ばれていてその美しい風景はこの映画の軸になっている。ダニーデンの古城がこのドラマのテーマにも繋がっている。
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