生きる時代は選べないが、どう生きるかは選ぶことこが出来る。
ミュンヘン会談に向かうチェンバレン首相一行とヒトラー率いるナチスの幹部たち。
この何日間の間に歴史が変わっていたかもしれない。
あの場面で、あの時に…。
緊迫感はジョージ・マッケイの全力の走りで盛り上がりますな。
このときのイギリスのとった宥和政策の功罪は深い。連合軍にとっては時間稼ぎができただろうが、ズデーテン地方の帰属をめぐる問題はこのあとおおきな痼となったことは、歴史が明らかにしている。
此の後ヨーロッパ各地が戦火に包まれることを知りながら、タラレバを考え、ヒリヒリする緊迫感と祖国への熱い想いに胸を打たれる。
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