66分でさくっと観れる
どうせショートフィルムに毛の生えた、自主制作的ひとりよがり系だろと期待せず観た
最後ちょっと泣いてしまった…
若い人にはわからないかもしれませんが、中年になると過ぎ去った家族との葛藤というのは、オンタイムでやり合ってる頃より、ずっと心のしこりとして身体のどこかに取れない棘とか術後の傷のように不快な常備の痛みのように、時にのしかかってくるのですよ。
それを重くではなく、さらっとライトに
大丈夫さー
みんなそんなもんさー
とココロを軽くしてくれる作品です。
軽快なやりとりの演出も
テンポもよかったです。
ラストもベタで気恥ずかしく感じるヒトもいるのはわかりますが、
それでもこの終わり方が素敵に思いました。