このレビューはネタバレを含みます
「月が綺麗な夜、私たちが繋がってしまわなければ」
「明け方の若者たち」では"僕"中心の物語だったのに対し、その後のアナザーストーリーである本作は"彼女"中心の物語。
何故あの時飲み会に行ったのか、何故旦那が不在なのか、何故不倫に至ったのか、何故いきなりいなくなったのかが鮮明に描かれる本編の補足的なストーリー。
あんな美人な子は恐らくあんな"チャラい"誘い方はしない笑
わざわざ辿ることもないが、友人と近くで飲んだ際に不意にあの時の"明け方"のマジックタイムを想い出だし、公園に向かう彼女。
台詞通り、本当に好きだったんだな。
「明け方の若者たち」を撮り終わった直後の彼等の熱量にすっと入り込んだ若葉竜也と小野花梨はさすがと言ったところか。