コマミー

骨のコマミーのレビュー・感想・評価

(2021年製作の映画)
3.7
【世界初のストップモーション】


※fans voice様のオンライン試写会にて鑑賞




「ヘレディタリー」「ミッドサマー」の"アリ・アスター"がその才に惚れ込み、最新作「Beau is Afraid」内のアニメパートにも起用された、チリの新たな"ストップモーション"の天才"レオン&コシーニャ"。
後にレビューする「オオカミの家」で注目され、アリ・アスターと意気投合した2人が共に製作したのがこちらの「骨」という短編だ。

"世界最初のストップモーション"……という体で作られた作品で、"1人の女の子"が"人骨"を使って"ある儀式"を行う物語で、女の子や後に人に変わる骨達は"可動式の人形(操り人形で使うやつ)である。しかし女の子の方は、時々お面かなんかを被った生身の女の子に変わったりとストップモーションの割にその"場面が忙しく変わる"。
世界観に関しては本当に"難解"で、こういった所もアリ・アスターや付け加えるならばヤン・シュヴァンクマエルやデヴィッド・リンチの作品にも通ずる所があると感じた。

ただ、難解ではあるが、"不気味"なのは確かに感じる…

それでは「オオカミの家」に繋がるとしよう
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