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マザーズのowlマンのレビュー・感想・評価

マザーズ(2016年製作の映画)
3.0
シングルマザーのエレナは、家政婦として
ルイスとカスパー夫妻に雇われる。仲良くなったルイスから代理母を懇願される...

北欧版『ローズマリーの赤ちゃん』のような作品。

“念願の自身の子どもが無事に生まれる事を願う母”と“代理母として身籠る子に不安を感じる母”の二人の母親によるそれぞれの“マタニティブルー”の心理的不安混ざりあって“黒”に“近いブルー”となっていく様は...本当に嫌...。

北欧ホラー独特の肌からも伝わる冷たくて重い雰囲気に、うぅ...やめてあげて...って思いたくなる痛々しい描写も心理的にきますね...。

直接的に“悪魔”“幽霊”と違うった“スピリチュアル”な悪しきモノが、生まれてきた赤ちゃんの中に存在して、そこに触れた人たちや、父親となった“カスパー”にも子育ての大変さとは違った...負の感情が...流れてくる感じがとても静かですが...怖いです。

監督は、『ボーダー 2つの世界』の人なんですね...確かにどちらも“赤ちゃん”を取り扱っている作品ですね!!

妊婦さんは見ないで頂きたい!!
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