このレビューはネタバレを含みます
#映画 #eiga #movie #シネマ #映画好きと繋がりたい
人生の光と影をスクリーンに投影してくれる”映画”を賛美する作品。
・・・だと思って鑑賞してみたら、時代や社会の問題をギュッと押し込めた作品でした。
素晴らしい撮影のおかげで、寂れた映画館、海辺、などの背景が醸し出す映像美には魅了されました。
けれど、主人公たちの行動(主にセックス)にはどうも共感できず嫌悪感もあったりして。
この映画は、ラストの映写技師ノーマンがヒラリーに映画を観せるシーン、そこだけですべてが語られているような気がしました。
その数分で、やっぱり映画っていいよねと思えたので、鑑賞後は気持ちよく帰れました。