このレビューはネタバレを含みます
2023新作#9
序盤は主人公ヒラリーとスティーブンの歳の差恋愛物で、思っていたのと違うなぁと落胆してしまい(エッチなシーンも何回かあり)予告編詐欺め!と恨み節を覚えつつ鑑賞していましたが、ヒラリーがメンタルに問題を抱えている事になるわ、モッズ族が黒人のスティーブンをボコボコにするわで、展開が変わり良い作品で安心して劇場を後にしました。
それにしてもオリビア・コールマンの急に人格が変わったシーンには驚かされました。ファッキン、ファッキンの連呼で悪態ついて、オリビア・コールマンのここでの演技を見るだけでも価値があります。
エンパイア劇場の仲間達のヒラリーやスティーブンへの絆や思いやりも見ていて熱くなりました。
なので幾つかの性描写が無ければもっと点数をあげられただけで残念です。