想像以上に恋愛絡みの話だった。
そんなすぐに想い合える！？とは思ったけど、きっとお互いに今の現状に満足できていなくて、変わりたいと思う気持ちがある者同士だから心が通じあったのかな…。
優しさと暖かみも感じる作品ではあるけどなかなかの生々しさだし、人生の歯痒くてうまくいかない瞬間と、人生が愛おしくてたまらなくなる瞬間の両方が色濃く描かれた作品でもあった。
やっぱりオリヴィアコールマンはすごく見応えのある演技をする役者さんだなとしみじみ…。主人公の不安定さを見事に表現していたし、彼女には「スウィーニートッド」のラヴェット夫人をぜひ演じてほしいなと超個人的に思った！
主人公が映画を観て涙するシーン、演技が素晴らしくてこっちも涙が溢れたし、あのシーンは映画と観客側が対になっていて第四の壁が少し緩むような…そんな感覚になった。
大好きなコリンを楽しみたくて観に行ったのもあるんだけど最低な役！(笑)
でもそんな役もプロとして演じ切るところがすき。
