全体通してなかなか重ための要素が盛り込まれていて苦しくなる場面もあったけれど、舞台となっている海辺にたたずむ映画館の穏やかな雰囲気や切り取られる景色の美しさのおかげかそこまでずっしりくることなく観れた気がする
部屋の天井を通り過ぎていく車の灯りが懐かしかった、幼い頃住んでいた家で寝るまえにいつも眺めていた光
エンドロールが流れていかないのがめずらしかったのと、スクリーンを掃除するシーンでポップコーン溢れすぎじゃない？？ってすこし笑っちゃった
もしこの先ふたりの人生が交わることがなかったとしても、きっとお互いがお互いのことを忘れることは決してないのでしょう、この出会いによってもたらされた光がこの先の人生もきっと照らしてくれるのでしょうという穏やかで優しい気持ちとともにエンドロールを迎えられた
