このレビューはネタバレを含みます
「女性」として搾取される全盛期を終えた、女性の郷愁と、逆説的な可愛いさってあるよね。
恋愛に年齢も種族も関係ない、お互いが「明るくなった」ように良い関係であったらそれが全てなのさ。
それをお母さんがわかってるのがよかったね。あんたらの関係を詮索はしないけどってとこ。
「若い女性」としての市場価値が高すぎるが故に、そのレッテルに依存していなくても日常に影響を無意識のうちに与えられてる。
だから、その影響が無くなった(俗に言う「若い女」じゃ無くなった)ら、急に態度や反応が変わったと被害者意識を募らせて、思想拗らせるとか、ふつうにそうだよな。
本作のヒラリーもそう言うところがリアルで、現実で言ったら、社会反応的に目を背けてしまうような、かなり絶妙な心理描写だった。
演技がすごい。
沖縄から帰る飛行機で観ました。
腰いてーー!!!
余談ですが、もちろん、乗れるに越したことない(乗ってみたい)んですけど、僕が国内旅行の3時間のためにビジネスクラス使う様になった辺りで、一度頭をピシリと叩いてください。