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ノートルダム 炎の大聖堂のぴろぴろのレビュー・感想・評価

ノートルダム 炎の大聖堂(2022年製作の映画)
4.5

2019年に起きたパリのノートルダム大聖堂火災事故を題材にした実録ドラマ。
これは最初から最後まで目が離せない緊迫感と、現場で命懸けで消火活動する消防士達の勇気、また心を一つにして「アメイジンググレイス」を歌いながら消火活動を見守るパリ市民たちの姿には胸を打たれ、とても興味深く前のめりになって鑑賞した。   消火に向かう消防車が渋滞と押し寄せた野次馬のせいで現場に到着するのが遅すぎて、警察が通行止めにするとか、市民も協力するとか出来ないのかしらとイラッとしたが、祈り、歌う市民の姿には目頭が熱くなった。
ノートルダム大聖堂の荘厳な雰囲気、狭くて急な階段、美しいステンドグラス、パイプオルガンの音色。
パリを象徴する美しい観光名所の復活が待たれる。
下手な演出やエンタメ感がないので、ドキュメンタリーを観ている様でかえってスッキリしていて好感が持てた。
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