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ティルのparaのレビュー・感想・評価

ティル(2022年製作の映画)
4.0
アメリカの白人至上主義。

シカゴ出身の少年が親類の住むミシシッピーに遊びに行き、そこで起きたエメット・ティル事件とその後。
それは公民権運動へ繋がることになり、キング牧師のあの有名なスピーチ「I have a dream」はエメットの8周忌に行われた…

とにかく白人が胸糞。(ヘイリー・ベネットの嫌な感じの演技がすごい)

Wikiには映画では描かれないことも多く記載されている。
アメリカは南部の人種差別が顕著だったのは教育だけでなく経済格差が大きいかも。ミシシッピー州はアメリカで最も低所得の州。(現在も)

エメットの母を演じたダニエル・デットワイラーが熱演。

昨年、事件から67年を経てエメリット・ティル反リンチ法が可決。恐らくそれを受けての映画。
人種が異なれば憎悪の対象としても構わないって一部とはいえ白人の思考どうかしてるだろう。
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