いぐこ

ティルのいぐこのネタバレレビュー・内容・結末

ティル(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

実話ベース
1950年代、アメリカ
ボストンに住む14歳の少年、ボボ(エメット)
いとこがいるミシシッピ州へ遊びに行く
南部は差別的な文化が色濃く残る地域
立ち寄った雑貨店のカウンターにいた白人女性をナンパして、口笛を吹く
周りの黒人仲間たちに助けられるも、後日家に押しかけて来る
脅されて拉致されるエメット
リンチされた上、頭を撃ち抜かれ、川に捨てられる
悲しみに暮れる母親
知り合いのつてを頼り、真実を探りにミシシッピへ
変わり果てた息子と対面、世間に差別の不条理さ、むごさを報道を通して知らせる
不当な裁判で、被疑者は無罪放免
カウンターの女性も何も咎められず
被疑者は晩年、雑誌のインタビューで殺害を告白
裕福な余生を過ごす
母は活動家として活躍
女優さんの泣き方がかなりリアル
鼻水だらだら流して、全く美しくない、悲しみに溢れる涙を流していたのが印象的だった
人権映画
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