[肥大したエゴを少しずつ剥がして残るものは?] 80点
傑作。2022年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。トッド・フィールド長編三作目で16年振りの新作。主人公リディア・タールは当代随一のオー…
主人公の立場上より強まっていた、人間誰しもが抱いているだろう(と私が勝手に思ってるだけかも知れない)孤立感が生々しく、自分の経験の一部であるこのように錯覚させられる映画だった。
自分という人間をき…
スキャンダルに脅かされながらも、手にした成功と名声を確固たるものにするため、大舞台に臨むカリスマ指揮者。ケイトブランシェットが余りにも役になりきっていて、熱演という言葉を使うのがかえって失礼に感じる…
>>続きを読む© 2022 FOCUS FEATURES LLC.