このレビューはネタバレを含みます
ケイトブランシェットのためのター。
すごかった。
色を抑えた暗く美しい画面。オーケストラの迫力。
映画館でみるべきだと思った。
見終えてしまえば全く158分という長さが気にならなかった。
長いオープニングのクレジット。冒頭の高尚なたくさんの台詞。精一杯ついていこうとしたけど、無理〜!あきらめた😴💤
気になった印象的で興味深い登場人物
貧乏ゆすりの男子学生。突然いなくなった助手。第1バイオリン奏者のパートナーと、養女。同じアパートに住んでいた人。チェロの彼女。それとバッハも。。
あの音は?あの声は?あのSNSや動画は?あのケガは?
犯人を追及するわけではない。そこを明確にしないのがよかった。
この重厚な作品の結末がとても気になっていた。…ところにそうくるの!?
これこそ、言葉にならない、複雑な感情。
唖然、放心、まさに衝撃のラストよ!
帰りの車でずっと考えていた。こんな終わり方だったからこそ私は色んなことを考えているのだろう。
音楽は映画は芸術は見たまま感じたままでいいんだ。難しいことは知らん
この感覚が残ったまま忘れるまえに、本当はもう一度見たい。 絶対いつかまたみよう。