このレビューはネタバレを含みます
まずケイト・ブランシェットの演技がすごすぎる
序盤はリディアの経歴がどんなすごいものかをインタビュー形式で長々
クラッシック音楽に詳しくないとちんぷんかんぷんだけどすごい経歴なのと自信たっぷりなのはわかる
そしてジュリアード音楽院の授業で、モラハラする高圧的な人だとわかる
日常や夜にホラーまがいの場面が多々あるけどこれは神経衰弱の幻聴や妄想なのかも
あるいはアシスタントが、クリスタにかわり何かいわく付きの本を送りつけたり部屋のメトロノームの仕掛けあたりはしたのかもしれない、チェロの子も繋がってるぽいし
後半はモラハラや自分の圧力により自殺においやった後輩?の親に告発されるはSNSにアシスタントが悪意で撮っていたであろう動画をながされるはで追い詰めら、おまけにパートナーにも見切りをつけられベトナム(だと思うけど)に追いやられる
私がいちばん怖かったのが、自分を慕っていると思っていた若いアシスタント、才能あるチェロ奏者(贔屓してたのに)に、実は陰でクソミソに言われてたこと!
長いけど長く感じなかったし、自宅で何気なくかける音楽がよい ※曲名知りたい!
最後は質素な家で自分が敬愛しているであろう指揮者の昔の演奏会のビデオ鑑賞しその指揮者が音楽に対する愛を語るのを観てのリディアの表情からのバーン!とエンドロール。。そしてなぜかエンドロールの曲でわたしは笑いがでていました。たぶん「すごいもん観た!」という感情でかな。。