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TAR/ターのsaodakeのネタバレレビュー・内容・結末

TAR/ター(2022年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ケイト・ブランシェット以外にこの役を演じきれる人はそうそう居ないだろう。
元々大好きな女優だがこの演技は凄すぎてさらに好きになった。
最初は完璧超人のように見えるが徐々にやりたい放題やってるクズっぷりが見えてきたり、落ちぶれると周りの人間が離れていく人間模様も楽しく見れた。
貧乏揺すりとノイズにブチ切れるターには共感しかない。この感覚を映画で見たのは初めてかもしれなくて、とてつもなく嬉しかったな。

エンドロールでここまでポカーンとしたのも初めてかもしれないレベル。え???ここでおわるの??と呆然。
映画が終わったあとの劇場もざわついてたな。どこ劇場でもそうなっているんだろうな。
帰りのエスカレーターでモンハンモンハン言ってる奴がいたんだが、後から調べたら本当にモンハンだったんだあれ…
かなり楽しめたけど色々調べないと納得できない映画。調べる作業も込みで楽しむ映画なんだと思う。
なんでエンドロールが最初にあるのかなど分からない点もあるが、これほど調べたくなる映画も珍しい。
というかもう一度見ないとならないのか?
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