小僧録

TAR/ターの小僧録のレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.0
思っていた感じとは違ったが、
ミヒャエル・ハネケ的なものを感じた。
もっと「狂気」に覆われている映画だと思っていた。画面全体は、禁欲的に感じる。
淡々としていると言った方が良いのか。
劇内の会話も、知的な感じ。
結局、テーマは権力なのか。パワーのバランスの話か。
所々、シュールではある。意図を読み取るには、整理が必要。監督は、どういう嗜好の持ち主なのだろう。伏線回収的要素があるので、アタマの中で、整理しながらの鑑賞。
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