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TAR/ターのkazuoのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.8
天才的な才能を持つ女性指揮者リディア・ターを描いた物語。なんか実在しそうだけどそうじゃないからね💦
前評判のイメージだとターは凄く恐ろしいキャラかと思ったら意外とそうでもなく、アーティストとしては範疇の癖の強さだよだよなーとか思ったし、自分リベラルだけど表現に対するポリコレに対しなんだかなーな苛立ちもあったりするのでバッハに関する学生とのやりとりはターに肩入れしたしで、ふーんって感じで観てた。
…けど、ハラスメントに関する真相や理由が明確でないところや怒りのターの振る舞いや妄想幻視幻聴⁉️とか彼女だけでなくそんな素振りも見せず憎んでいた人物の内面(愛の裏返しとか嫉妬?)と行為とか、よくよく考えると恐ろしく😱一度観ただけでは理解できない奥行きなので、リピーターの方がいるのも納得の作品です。
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