とぶとかげ

TAR/ターのとぶとかげのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.5
なんとも言えない後味…(決していいものではない)。でもつまんなかったとかじゃなくて、すごい映画だとは思うんだけど…ってやつ。主人公が男だったら掃いて捨てるほどよくある話なんだろうけど、女性設定にしたからこそ権力というものの本質や普遍性、中年の恋の滑稽さ(「ベニスに死す」っぽい)がよく見える効果があったと言えるのかも。ともかくケイト・ブランシェットは凄かったし、美しかった。これは間違いない。